2013年4月13日土曜日

起案!?? きあん...???


ロースクールに入学してしばらくしてこんな言葉を耳にするようになった。


「起案(きあん)」

具体例:友人「次の授業で起案するんだけど緊張するわ~」

話の流れからこの言葉の意味するところを推察してみると、
どうやら「答案作成」のことを指しているようだ。。

しかし、何故「答案作成」のことを「起案」と言うのだろう???
他のロースクールではどうなんだろう???
「答案作成」のことをわざわざ「起案」と呼んでいるのだろうか???

正直、「起案」の意味が分からなかったのでGoogleってみると、
「草案を作ること」とある。
また、どうやら司法試験合格後に入る司法研修所でも「起案」というものをするらしい。


う~ん・・・違和感がありまくりなんだが。。
学生がするものはあくまでも「答案作成」であって、起案ではないだろう(笑)
ねぇ。

なんでわざわざ「起案」なんて言葉を使うのだろう。
司法修習生はみなし公務員である以上、彼らが行うのは「答案作成」ではなく「起案」であるのは至極当然であるし、弁護士の方が答弁書等を作成することも「起案」と言える。

しかし、単なる学生が「起案」なんてするわけ無いと思うのだが。
学生がするのはあくまで「答案作成」でしょ???


なんで誤魔化すんだろう。。(笑)。。


( ´・ω) (´・ω・) (・ω・`) (ω・` )



「答案作成」っていうとカッコ悪いから??
それとも「受験指導」的なイメージが付随するから???

もしそうなら非常にくだらない。
私達学生が行うのは「司法試験対策」であって、司法試験の「答案作成」を訓練することであるのは明白であるし、むしろそうでなければならない。
司法試験対策(≒受験対策)を否定するのはお門違いであろう。
司法試験対策がダメだというのなら、司法試験で要求されている知識・表現力レベルが間違っているということになる。
出題者の意図が間違えているってことになってしまう。

出題者が[法曹としてのスタートラインに立つのに最低限必要だと考えている知識]が司法試験に出てくる以上、その試験問題を検討・分析することが最も出題者の意図に沿った勉強であろう。


そんなわけで、私は堂々と言いますよ。
私達学生が行うのは「答案作成」であって「起案」ではないと!!


将来において「起案」を行わんがために、
今はひたすらに「答案作成」を行わなければならないと!!!

「答案作成」を通じてこそ、
司法試験委員会の求める能力を向上することができるのだと!!!!


「NOT 起案 BUT 答案作成」


今日の夕御飯は「デニッシュパン」と「メンチカツ」と「フライドポテト」でした。
それでは皆さん、おやすみなさい。

2 件のコメント:

  1. 今年ロースクールに入学して
    その言葉を聞いたとき
    同じ様な疑問を持ちました(>_<)
    学生で起案という言葉を使うのは、
    ピンと来ないですよね_(._.)_

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  2. ロースクールへの御入学、おめでとうございます。m(__)m

    やっぱり、学生が行う「答案作成」と実務法曹家が行う「起案」との間には絶大なる壁が存在すると思いますね~c⌒っ.ω.)っ
    先日、ロースクールの授業にて実務家の先生から「授業では目一杯失敗しなさい。失敗が許されるうちに、とにかく盛大にたくさん失敗しておきなさい。君達が司法試験に合格して、弁護士バッジをつけた瞬間から、もはや失敗は許されなくなるのだから。」という言葉をいただきましたが、この言葉は非常に印象深かったです(*'ω'*)

    ではでは、お互いにガンバリマショウ!!!
     (*'ω'*)ノシ

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