2012年4月1日日曜日

文化の数値化。




うは〜可愛いぃ...(*'-'*)b

でも、キイロイトリさんの紹介が見つからなかった...
COOL JAPANの広報担当に是非ともリラックマを!!
キティちゃんの次はリラックマ!!

そうそう、前から気になっていたのですが、何故クールジャパン(経産省推進)としてAKB48が採用されたのは、どういう理由に基づくのでしょう。

個人的には、リラックマの世界進出を鋭意促進して頂きたい(*'-'*)bキラーン
まぁ、こんな事を言うとAKB48ファンの方々からは逆に「いやいや!リラックマの世界進出促進に税金を使うなよ!!」なんて言われそうですね。すみません。


いずれにせよ、税金が投入される以上はその対象は厳選されるべきだし、その選考過程もオープンかつ論理的に説明されて然るべきでしょう。

確かに、一私企業の商品をプッシュすることになるのは仕方ないでしょう。
ここを否定することは出来ません。
例えば、アニメで言えばドラゴンボールやナルト、ポケモンをプッシュすることに異論を唱える人は少ない(はず)。

では、何故AKB48(おそらくリラックマも含まれるであろう)をプッシュすることが世間から認容されていない(認容されづらい)のか。

その理由は、『国民一般がAKB48を日本文化の現れ(代表)とは思っておらず、税金投入に納得していない』からでしょう。

「人気」というものは客観視・数値化することが難しい。
数値化してしまえば、その過程で恣意が入り込む可能性が多分にある。
たとえCDの販売枚数が多くても、その歌が素晴らしいものであるとは限らないし、そもそも「歌」を聴くためにCDを購入していない場合もある。
AKB48のCD売上枚数は凄いそうです。しかし、その数値が日本の文化性を反映しているかと言えば、ちょっと疑問が残りますね。

それじゃあということで、数値を気にせずに漠然とした印象だけで税金の投入先を決定することもやはりしてはならない(はず)。
税金を投入する以上は、出来る限り論理的に説明することが出来、もって国民一般が納得できるようでなければならない(はず)。

『国民一般の納得』を得るためには客観的・論理的な説明が要求されるところ、文化というものは数値化になじまない。
このジレンマをどう解消するのか、どう調整するのか、そこが大きなポイントでしょう。

(もっとも、AKB48はもはや日本文化の現れであると考える方もおられるでしょう。)
(また、AKB48は現時点では微妙だが、今後日本文化の現れとなる可能性を秘めており、その段階に達した時点においてはクールジャパンの代表としてプッシュすることも認められると考える方もおられるでしょう。)

ただ、『国民一般が納得できるコンテンツ』ということに重点を置くと、ともすれば『ありきたりな』『世間ウケする』『無難な』ものばかりになってしまう、という危惧感もあります。(いやでもあれか、無難なものだったりありきたりなものだったらそもそも人気にならないか...)

また、国民一般が納得するためにはある程度の時間がかかりますから、コンテンツの鮮度というか瞬発力みたいなものは除外されてしまうことになりますね。
確かに、長く続いているコンテンツは歴史が形成され、文化というものに近づいていくのかもしれませんが、逆に、瞬間的なもの(一発屋的なコンテンツ)の中にもまた別の良さがあるかもしれません。
しかしまぁ、これもまた「人気持続期間」という「数値」で文化度を図ることになるので、果たしてこの基準も妥当なものであるかどうかは分かりません。

さらに言えば、そのそも「人気」という基準が文化度を測る基準として適切なものなのかという疑問も出てきますね。また、基準になるとして「どの時期の人気」を基準とするかという疑問も...
ぶっちゃけ能や雅楽は「過去の一時期において人気」があったことは確かですが、「現代における人気」は低いでしょう。


むぅ...
文化の形成過程とか、そもそも文化とは何哉といったことを勉強するのはなかなかに面白そうですね。







今日の御飯は「サンドイッチ」でした。
それでは皆さん、おやすみなさい。

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