2012年3月4日日曜日

『新トレーニング革命―初動負荷理論に基づくトレーニング体系の確立と展開』(小山 裕史, 講談社)

『新トレーニング革命―初動負荷理論に基づくトレーニング体系の確立と展開』(小山 裕史, 講談社)


個人的には、部活動の担任教師は筋力トレーニングの正しいやり方を1から生徒たちに教えるべきだと思っています。
いやむしろ、体育教師が体育の時間を使ってでも生徒たちに教えるべきではないでしょうか。

私の通っていた中学高校では、先生からは一切、何も教えてもらえませんでした。。
スクワットの正しいフォームなんて一切知らされず、ひたすらバーベルを担いで屈伸運動をしていました(*'-'*)。腹筋なんてスピード命でどれだけ回数をかせげるかを目標にしていました。
いわんや「体幹」なんて言葉は聞いたこともありませんでした。
ただひたすら腹筋背筋腕立てなどなどを無我夢中で(猛スピードで)行っていただけでした。

そんな筋トレを続けていた高校3年のある時、本屋で出会ったのが『新トレーニング革命―初動負荷理論に基づくトレーニング体系の確立と展開』(小山 裕史, 講談社)という本です。


正直言って、出会うのが遅すぎた... orz
出会うのが遅すぎたよ... orz
高校3年じゃあもう手遅れだよ... orz

正直、この本は今までの私の価値観を一変させてくれました。
タイトル通り、私にとっては正に「革命」的な内容でした。
それと同時に、「今までやってきた筋トレは一体なんだったのか…どうしてもっと早くにこの本に出会わなかったのか…」と本気で後悔した記憶が鮮明に思い出されます。
今まで何の疑問も持たずにひたすら筋トレを行ってきたことが、後悔してもしきれませんでしたし、「何故、教員は正しい筋トレ方法を教えてくれなかったのだ!!」という怒りさえ覚えました。

この本に出会ってから、私の筋トレは変わりました。
それ以降、私は腹筋1回に5秒以上の時間をかけ、ゆっくりじっくりと腹筋を行いましたし、スクワットも膝を固定し、お尻を突き出すようなフォームで行うようにしました。
(当時の部活仲間からは「そんなに遅くゆっくりやってちゃ全然筋肉付かないよ」とか、「そのスクワットのフォームおかしいね〜」なんて言われたりしました。。それでも私はこの正しいフォームを変えませんでしたが(*'-'*)。)
部活動での練習メニューも、当時は何の疑問も持たずに行っていました。
自分が今やっているトレーニングは、何のために、どのような能力アップを目指して行っているのか、そういった「意義」というものを明確に意識せずに行っていました。

スポーツに限らず、あらゆる分野において、「自分のやっていることの意義」を理解し意識することはとても重要ですよね。




以前、『体幹力を上げるコアトレーニング』という書籍をオススメしたのですが、この『新トレーニング革命―初動負荷理論に基づくトレーニング体系の確立と展開』という本も非常にオススメです。


もっとも、後者は今でも販売されているのかは分かりませんが・・・
一応、2012年3月4日現在においては、Amazonにて中古品がまだ売られています。


     





それでは皆さん、おやすみなさい。

0 件のコメント:

コメントを投稿